【個人事業主として開業するために準備したこと4つ!これだけあれば安心して開業できる
個人事業主として開業したいんだけど、何を準備すればいいんだろう?
個人事業主(フリーランス)として活動するためには、税務署に開業届を提出する必要があります。
提出したら、無事開業完了!個人事業主として活動していくことができます。
この記事では私が個人事業主として開業するために何を準備したのかを解説していきます。
私は仕事とプライベートをできる限り分けたかったので、その点でも準備して良かったものもまとめています!
- 個人事業主として開業したい人
- 開業するために何を準備すればいいかわからない人
- 仕事とプライベートを分けたいと考えている人
これだけあれば安心して開業できる
正式に開業するにあたり、絶対に必要なものは開業届です。
この開業届を税務署に提出できれば、開業することができます。
そのほか、あると安心、便利なものを準備しておくと今後お仕事をしていくにあたりさまざまな面でスムーズに進めることができると思います。
- 開業届
- 屋号(個人名でも可能)
- 印鑑
- 銀行口座
- メールアドレス
- ホームページ
必ず必要:開業届
開業届を税務署に提出することで、正式に個人事業主として登録されます。
【開業届を出すメリット】
・控除額が大きい青色申告ができる
・屋号付きの銀行口座が作れる
【開業届を出すデメリット】
・確定申告が少しややこしくなる
デメリットの部分については、最近はわかりやすい会計ソフトもたくさん出ているのであまり気にしなくていいかと思います。
デメリットを考えても、メリット部分の方が大きいので開業届は出すことをおすすめします(*´꒳`*)
開業届は開業freeeで書類を作成し、税務署に持ち込みました。
開業freeeとは簡単に個人事業主の開業手続きができるサービスです。
(https://www.freee.co.jp/kaigyou/)
画面に出てくる質問に答えていけば簡単に書類が完成してしまいます。
プラス、青色申告申請書も同時に作成できるので、とてもおすすめです!
提出の仕方は郵便か税務署へ持ち込みのどちらかです。
私は税務署へ持ち込みました。書類を開業freeeで作成していれば間違いないので、提出自体は5分で終わります。
その場で控えにもハンコを押していただけるので、急いでいる方には直接の持ち込みがおすすめです。
近くに税務署がない方や、特に急いでいない方は郵便の方が手軽かなと思います。
書類一式と返信用の封筒をいれておくと後日控えの書類が郵送されてきます。
あれば便利:屋号
個人的に屋号はあった方がいいと思っています。
というのも、お仕事をするにあたり「f.more designのfumikaです」と名乗った方が印象に残りやすく、覚えてもらいやすいからです。
他にも屋号を作っておくと、銀行口座、ホームページやメールアドレス等も屋号とリンクさせて作ることができるのでわかりやすいのも利点です。
屋号自体は変更することも可能なので、気軽に考えても良いと思います。
お気に入りの文字組みや名前で、愛着のあるものがおすすめです!
・商標登録されていないか調べる
・つけたい屋号名でネットで検索をかける
・ドメイン名が取れるか確認する
せっかくの屋号なのに商標登録されているものだったら変更しなければいけません。
また、つけたい屋号が他のサービスで使われていたりすると検索に引っかかりづらかったり、なかなか見つけてもらいにくかったりします。そうなると勿体無いので、あらかじめ検索をかけて検索に引っかかるページをチェックしておくことがおすすめです。
他にも、ホームページやメールアドレスを作ろうと考えている方は屋号でドメイン名が取れるかの確認もしておいた方が良いです。
せっかくだったら屋号とリンクしたドメイン名の方が統一感が出てわかりやすいです。
あれば便利:印鑑
個人事業主の場合、個人の印鑑があればお仕事することは可能です。
ただ、お仕事とプライベートは分けたい!という方はお仕事用の印鑑を作っておくことをおすすめします。
【仕事でよく使われる印鑑3種類】
・角印
会社としての認印の役割をします。請求書や見積書等の書類関係に押す用に使われています。一番使用頻度が高い。
・丸印
f.more designのfumikaです、ということを表す印鑑です。契約書等の重要な書類に押す用に使われています。
・銀行印
銀行口座を開設する際に必要な印鑑です。
よく使われることのある上記3種類を作っておくことをおすすめします。
お仕事をする上で書類のやり取りは必ず発生します。
その時印鑑が捺印しているのとないのでは書類の印象がまるで違います。
「あ、この人はちゃんと事業としてやっている人なんだな」という印象を与えることができます。
最近は電子でのやり取りが主流になってきているので、印鑑の需要が下がってきているなと思います。
もちろんそれは悪いことではなく、手間を省いたりペーパーレスの傾向は重要なことだとは感じています。
ただ、まだま印鑑文化が残っているのも事実なんです。
特に大きな企業とお仕事をさせていただくときは特に必要な場面が多いです。
その上でも、お仕事用で印鑑を用意しておく方が安心かなと。
私はネットで見つけたSirusiという印鑑ショップで作りました!
注文していた印鑑が届きました〜〜✨
見つけたサイトがとてもお洒落!デザイン性が高いものが多かった!今ペーパーレスやハンコレスの流れがあるけど、素敵なものは残こしたいなと思うし使いたい。
時代やTPOに合わせて必要なものを揃えていきたいなと思うこの頃です(*´-`)#fumikaの開業準備 pic.twitter.com/TwKD2EC4Zm— @滋賀好きの20代デザイナー (@nnf_57) 2019年3月15日
Sirusiというサイトではとてもおしゃれな印鑑を作ることができちゃいます。
今回「個人事業主開業セット」という上記3種類の印鑑セットを購入しました。
価格も安めだと思うので、開業して資金が少ない時にはとてもありがたいです。
どうせならおしゃれな印鑑を作りたい!という方はSirusiはとてもおすすめです!
デザイン性の高いものを豊富に取り揃えている点がとても嬉しい。
あれば便利:銀行口座
これは個人的には100%個人用とお仕事用で分けた方がいいと思っています。
お仕事で支払いをする場合、お仕事用の口座から払うようにすると確定申告の時の処理が格段に楽です。
おすすめはネットバンクと大手や地方銀行を1つずつ。
個人さまや企業さまによってネットバンクの方が楽だったり、しっかりと銀行と取引しておくと良かったりするので念のため2つ用意しています。
私は楽天銀行と地方銀行で口座を作りました。
合わせてカードも作っておくといろんな支払いが楽になります。
個人的にはクレジットカードよりデビットカードの方が確定申告の時に楽なのですが、銀行によっては個人事業主だとクレジットカードしか作れないところがあるのでその辺りも確認しておくことをおすすめします。
あると便利:メールアドレス
連絡先は必須です。
作った方が良いアドレスは
・独自ドメインでのメールアドレス
・Gmailアドレス
の、2つです。
私はXサーバーと契約して独自ドメインでメールアドレスを作成しています。
ドメインでメールアドレスを作成するとこういったところにも気を使っているんだなという印象を与えることができるのでおすすめです。
私の契約しているXサーバーは簡単に評価の高いレンタルサーバーなので、安心して使用することができますよ!
名刺にはドメインのメールアドレスを載せており、そこにきたメールはお仕事用のGmailアドレスに転送しています。
返信は基本企業さまの場合は独自ドメインのメールアドレスから、個人さまはGmailアドレスといった感じで使い分けをしています。
開業に向けて事前準備をしっかり行うことが大切!
個人事業主としてお仕事を始めるというのは、実は難しく考えずとも気軽にできるんです。
ぶっちゃけ、今この瞬間から始めることも可能です。
ではなぜ私がここまで準備したのか?
それは今後私がフリーランスで生計を立てていくという決意の表れでもあります。
デザインのお仕事に真剣に向き合いたい。中途半端な気持ちでクライアントさまとお付き合いしたくない。
クライアントさまあってのお仕事なので、こういった細かいところまでしっかりと気を配っておくことも大切かなと考えています。
もちろんトライ&エラーで、今後いろんなやり方や方法を模索していくことになると思います。
でも準備をしているのとしていないのでは、壁に当たった時の対処法が大きく違うんです。
できる限り準備をしておくことは、今後のことを考えるとすごく大切なことです。
この先開業を考えている方、この記事を参考にして自分に必要だと思うものを準備してみてください。
一緒にフリーランスとして安心してスタートできますように。
fumika.