おはこんばんにちは。
fumika(@nnf_57)です。
作らねば作らねばと思っていた名刺…。
とうとう!この度!作ってみました(*´꒳`*)
まだ駆け出しで、今後アドレス等記載内容が変わるかもしれないので自宅で作成しました。
用紙の決め方や、デザイン、印刷の過程までをレポートしていきます〜!
【準備・使用したもの】
・Adobe Illustrator CC
・Adobe Photoshop CC
・名刺用紙
・家庭用プリンター
Contents
デザイン考案過程
今回は用紙は決まっていたので、それに合ったカラーやレイアウトでデザインしていきました。
作成する名刺は私のメインブログの「ロクブンノイチ」を宣伝する為のものでもあるので滋賀の魅力をアピールできるようにしようと考えていました。
デザインは1時間半程度で形にできました(*´꒳`*)
Pinterestでデザインイメージを固める

Pinterest大活躍。
ボードを作成し、検索ワードでひたすら調べます。
日本語で「名刺」と検索するほか、「business card」と英語で調べたりもします。
これ検索するときにおすすめ。英語で調べるとまた違ったデザインが出てきますよ〜!
気に入ったものから、ちょっと気になるものまでとにかく保存。
写真を入れたかったので、文字のレイアウトだけじゃなく画像が入っているものもチェックしました。
情報整理・ラフ案作成

・情報をどこまで載せるか(SNSアカウントは?ブログURLは?)
・フォントは明朝体?ゴシック体?
・カラーは?
を、なんとなく考えながらラフ案へ。
表には自身のアイコンを、裏面には滋賀の画像を配置することにし、ラインを入れたり区切ったり…。
他にも電話やメールにはアイコンを使った方がいいのかなど。
Pinterestで保存したデザインを参考に細かいところまで描いていきます。
イラストレーターへ移行

今回のフォントは明朝体で。
記載する情報を全部打ち込んで、フォントを選びます。
イメージははんなり明朝系だったので、それと似ているこころ明朝体などの水平、垂直比率が微妙に違うものを集めて実際に配置したりして比べました。

印刷する用紙が白ではなかったので、用紙を検索して背景にイメージ画像を配置してレイアウトしました。
フォントはグレイッシュなブラウンを使用して、用紙と馴染ませます。
画像レタッチ

白背景ならわりとなんでも合うけど、今回は用紙が茶系なのでそれに合うようにフォトショップで画像を加工しました。
色相・彩度やトーンカーブをいじって3種類作成、並べて決めます。
今回は一番左に決定。
レイアウト調整して、デザイン完成

「滋賀県の魅力を発信する人」にインパクトを持たせたかったので、レイアウトを調整しました。
これでデザインは完成(*´꒳`*)
印刷過程
印刷は何度か試し刷りをして、文字の太さやかすれ具合を確認しつつ調整を加えていきました。
20分ほどで完成!
使用する用紙

名刺を作る!と決めた時から絶対にこの用紙を使用しようと思っていた、名刺用のヨシ紙!
ミシン目が入っていて、簡単にカットできるんです。
ヨシの風合いがとてもいい味を出していて、コーティング加工がされていないので、一般的な名刺用紙とは手触りも違うんです!
大きくは変わらないけど、ヨシの混ざり具合もそれぞれ違うので1枚1枚同じものはないのが特徴。
河川敷に生えるヨシをパルプに加工し、そのヨシパルプを30%から100%配合した非木材紙認定の紙です。
ヨシは水辺に多く生える植物で、河川などの水中に含まれるリンやチッソを吸収して育ちます。リンやチッソは、水の富栄養化の要因であり、これを吸収するヨシは水質を浄化する作用があります。
ヨシは多年草の植物で、1年で枯れます。ヨシは刈取りやヨシ焼きを行わなければ、その数は減少していきます。ヨシを紙として使用することで、ヨシの立ち枯れによる河川の流入を防ぐことができます。
非木材であるヨシを使うことで少しでも木材伐採防止に役立ちます。
引用:http://www.yamada-keitei.com/yoshi.html
ロクブンノイチを宣伝する為の名刺なので、用紙もヨシを使用したものを使う方がより説得力が増すのでは?と思ったことからこの用紙を使おうと決めました。
※フローティングスクールとは?:滋賀県民ならほぼ誰もが知っている、小学5年生時に他校と合同でうみのこ(船)に乗って交流するイベント。問答無用でコミュニケーション能力を鍛えられる。
滋賀の文房具店に売っていることもありますが、今回は手っ取り早く楽天さんにお世話になりました!
印刷の設定

印刷する用紙に合わせてA4サイズに並べます。
ヨシ紙イメージの画像は別レイヤーに設定していたので、それを消していざ印刷。
この状態だと、表裏の印刷面さえ間違えなければ、印刷向きはどちらでも大丈夫なはずだからという理由で縦レイアウトに。笑
一応厚紙設定にして、写真や文字が綺麗に写るように印刷速度をゆっくりにしています。
紙の設定は基本的に、購入した用紙の説明書に記載してあることが多いです!
それに従って設定しました。
フォントの濃さを調整

左が1回目、右が2回目。
一目瞭然ですが、1回目は文字が細すぎてかすれにかすれまくった失敗作。
太い文字が好きじゃないから読める限界まで小さくしたら、紙質で思ってたよりかすれてしまった。
普通の紙じゃないからこそ、こんな失敗が潜んでいるとは。
大きさ・カラーは変えず、もともと線なしのところを0.1pt追加して文字を太くしました。
それが右の2回目に印刷したもの。
何枚か刷ったけど、これでかすれはなくなったのでこのまま印刷!
完成

完成がこちら!
ヨシの柔らかい風合いに、滋賀県の魅力発信する人ということをアピールできる名刺が完成したよー!
必要な電話番号やメールアドレスはしっかり読みやすいようにに記載しつつ、「滋賀県の魅力を発信する人」というイメージを持ってもらえるかなと思います(*´꒳`*)
名刺をミシン目でカットしたとき、ちょっと力を入れて破るように切ると端の処理がもけっとしたようになって可愛い。
これはカットしているときに気付きました。
まとめ
これから活動していくにあたってのブログや仕事に使えるように名刺を作ることはやらないとなーと思っていたので、今回無事完成できてよかった。
しかも自宅で簡単に作れるので、まず手始めに作成してみるのにぴったりだった!
もっと複雑な印刷や加工はもちろん専門の印刷屋さんにお願いするべきだけど、手軽に自分を宣伝するためにまずは自宅で、っていうのはありだなと思いました。
今回の名刺制作のポイントをまとめると、
・どんなことを伝えたいのかを明確に
今回は「滋賀県の魅力を発信する人」というキーワードがあったので、ヨシ紙を使用したり、画像を入れたりして、アピールポイントを持たせた。
・用紙によって印刷に注意
特殊な紙を使用するとき、自宅で印刷するときは、かすれやフォントの大きさに注意。想像しているより濃いめにしっかり文字を記載した方がいい!
紙は使ってみないとわからないものだけど、試し刷りや調整を加えて納得のいくものができました!
これは印刷屋さんに注文するときも気をつけないといけないなー…
以上、自宅で簡単にできる名刺作成の過程でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*’ω’*)
fumika.